児島ICから車で10分の位置にある鷲羽山は瀬戸内海国立公園の主要景勝地の一つで、瀬戸大橋児島坂出ルートを一望できます。 港町「下津井」の古い家並み、児島ジーンズストリートのそばにある旧野﨑家住宅(国指定重要文化財)、金比羅・由加山両まいりで有名な由加山など、 児島には魅力的なスポットがたくさんあります。
1200年の歴史を誇る「厄よけの霊山」。瑜伽大権現をおまつりする境内には、備前藩主・池田候が参拝するたびに宿泊された客殿(岡山県指定重要文化財)や、 日本最大級の厄よけ不動明王が鎮座する真王殿などが立ち並び、名刹の風格が漂います。 円山応挙の最後の作品『竹鶏の図』の襖絵などの所蔵品、客殿庭園も必見。予約すれば文化財の客殿で精進料理を味わえます。
全国に52の分社を持つ由加神社の本宮。日本三大権現のひとつとして、また「厄よけ総本山」としても知られています。 境内には、日本一の大きさを誇る備前焼大鳥居、その両側に鎮座する備前焼の子連れ獅子、 岡山県指定重要文化財の本殿などの見どころが点在。また、 縁結び獅子や子授けのクスノキ、財宝運の弁天さんと霊水など、運気アップのパワースポットとしても人気を集めています。
「美味しく、楽しく、幸せな気分になる・・・」児島には、そんな空間を提供してくれるお店がいっぱい!
江戸時代に製塩業と新田開発で財を成し、「塩田王」と称えられた野﨑武左衛門が、約20年かけて築いた大豪邸。 金田一耕助シリーズTVドラマ『犬神家の一族』ロケ地としても知られています。約3000坪の敷地内に、広大な主屋と土蔵群、 苔むした枯山水庭園、茶室などが点在。豪奢な御成門や長い回廊など、江戸期の建築の魅力を堪能できます。 さらに、明治期の改装でガラス窓や採光用トップライトなどを美しく融合させていった、知恵や工夫にも触れられます。 台所や五右衛門風呂なども見学できます。
下津井は、江戸時代から大正時代にかけて、北前船の交易で栄えた港町。 「むかし下津井回船問屋」は、当時、海運業を営んだ商家を1軒まるごと修理・復元した複合施設。 母屋や蔵を用いた資料館には、船磁石や船箪笥、千両箱、スライド映写機などの珍しい道具を展示。 往時の町並みや行事を再現した「立版古(動くペーパージオラマ)」も必見です。 瀬戸内の味覚を楽しめる食事処や土産物の売店もあります。
海沿いにそびえ立つ標高133mの鷲羽山は、瀬戸内海国立公園を代表する景勝地。穏やかな瀬戸内海をパノラマ状に一望できます。 さざ波に浮かぶ大小50余りの多島美と、対岸の四国まで伸びる瀬戸大橋をバックに記念撮影をするなら絶対ここで! 刻一刻と移り変わる空と海の色も感動的です。「日本の夕陽百選」に選ばれた夕景も一見の価値あり。 「鷲羽山夕景鑑賞バス(下電バス)」や「瀬戸内サンセットクルーズ」もおすすめです。